ニュースリリース
2022.9.29
こんにちは、くらし・まち研究所です。
「くらしのゆとり予報」の第3回目です。世間の消費マインド(=”くらしのゆとり”)は嗜好性の高いもので測ることが出来る、がコンセプトです。
今回は「8月の結果」「9月の意欲」について。猛暑となった気候の影響も色濃く出ています。
まずは22年8月の結果。
”くらしのゆとり”は4地域合計で103.3%、特に【首都圏】では109.5%にUP。
お盆や夏休み期間ということもあり、”不要不急の消費”が上がってきていることが分かります。【首都圏】の数値はくらし・まち研究所の観測結果として昨年12月を0.1ポイント上回り歴代1位となっているほどです。
今月のピックアップは、「旅行」。
4地域すべてが伸びており、合計で121.1%。【東海圏】の高数値もさることながら、伸び率としては【関西圏】が130.2%でトップとなっています。
比較として、【東海圏】【首都圏】は今年のゴールデンウィークや昨年の12月を上回っており、夏のお出かけ需要だけでなく”外”への意識が高まっていることが
分かります。
22年9月の消費意欲は、4地域合計で97.6%とややDOWN。特に【東海圏】【関西圏】では大きくDOWNしています。
その中でも、「晴れカテゴリー」はフィットネス、エステ、観戦・観賞に外食。猛暑により落ち込んだフィットネスも、気温が落ち着くのを期待されての再上昇と考えられます。次回、実際に消費がなされたのかチェックしたいと思います。
今月のピックアップは、「外食」。
4地域合計が103.8%であり、【首都圏】においては、当くらし・まち研究所調査の過去11ヶ月間で3位の数値となっています。
同じく上昇傾向にある「観戦・観賞」と共に、文字通り「外」に向いたマインドの高まりを感じます。気温の下がる秋に向けて、今後どのような推移を辿るのか
注視していきます。
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